【movie.05】アバウト・タイム~愛おしい時間について~
最近、映画鑑賞にハマっている。ひとつの出会いが人生を変えるように、ひとつの映画との出会いが人生を変える。
自分が体験しえないことを映画の世界で疑似体験することで人としての幅も深さも広がる。
そう信じて映画を観るようにしている。
今回は『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』を鑑賞した。感想をまとめたい。
観たきっかけ
最近観た『イエスマン』『きっと、うまくいく』がなかなかいい映画で人生観が変わった。
特に『イエスマン』は分かりやすくて、YESという回数が増えた。
イエスマン、きっとうまくいくの鑑賞記事は下記。
これらをみたきっかけはDr.ヒロさんのYouTube。
この動画のおすすめ映画ランキング5位が『イエスマン』、3位が『きっと、うまくいく』、そして2位が『アバウトタイム』。
イエスマンもきっとうまくいくも大満足の映画だった。ということは、アバウトタイムも観るしかない。
という流れでアバウトタイムを視聴した。
観る目的
動画内でヒロさんが語っているように、
幸せや時間への考え方を一新したいという思いで視聴した。
感想
アバウトタイムを観てみた気付き、個人的な評価、感想等をまとめる。
俺評
いつも俺評として観た映画や読んだ本に対してMax星5つで評価をしている。
アバウトタイムは★★★☆☆3.7
やり直せないからこそ
ざっくりこの映画のあらすじは、時間を巻き戻せるようになった主人公が時間を巻き戻して思い通りに人生を作っていくんだけど、次第に時間を巻き戻さなくなっていき、本当の幸せに気付く、といった感じ。
この映画から受け取ったメッセージは「やり直せないからこそ人生は面白い」ということ。
今は今しかないから楽しい。やり直せないから感情が動く。
やり直せばいいや、という保険を抱えて思い通りになったとしても
最終的には空虚感に苛まれる。
今は今しかないから一生懸命に生きようと思うし、味わえるんだと思う。
主人公がパートナーと初めての夜を営むシーンがあって、主人公は時間を巻き戻して3回行為に及んだ。
それはそれでいいかもだけど、
何回でもできるという無制限より、できないかもしれない制限があった方が面白い。と思った。
今を一生懸命に生きること、二度と巻き戻らない一瞬を全力で味わうこと。
そんなことに気付かせてくれる映画だった。
詳細
2013年イギリスのSF恋愛映画
監督.脚本:リチャードカーティス
上映時間:124分
制作費:17億円
興行収入:世界123億、日本4億