僕らはエネルギー体
何者かになりたい、けれど具体的には描けない。
あれが欲しいこれが欲しい。
消費社会に惑わされて常に“何か”に追われて焦っている。
自分を高めた先にしか光はない。
外っ面ではなく内面から磨くこと、そんな話をしたい。
ありがとう
ありがとうございます。
感謝をしろ、感謝をされろ、とはよく聞く。
有難いとは、“滅多にないことに感謝をする様”だという。
この感情が一番波動の高いエネルギー体らしく、
常に感謝を感じられる人であれば良いと。
では、どうすればあらゆるものに感謝ができる自分になれるか。
それを考えるにあたっては、
ありがとうの反対語について知る必要がある。
当たり前
「有難い」の反対語は「当たり前」。
「有難い」が、「滅多にない状況に感謝」であるとすると、
その反対は「当たり前、当然」ということになる。
実家を出て一人暮らしを始めた時―
水回りの掃除、ゴミ出し、洗濯、毎日のご飯。
今まで実家で用意されていた環境が当たり前じゃなかったことに気付き、母に感謝する。
長年付き合ってきたパートナーと離れた時―
当たり前の毎日がいかに尊かったかを知る。
自分が勝手に“当たり前”と決めつけていたものが
当たり前じゃなかったと気付けたとき、
人は初めて感謝の感情になる。
つまり感謝を感じたければ味わうことだ。
日々の些細な事、当たり前な日常。
ひとつひとつを改めて味わうところから始めてみてはどうだろう。
飲み物を飲む前に香りから楽しむ、
食べる前には頂きます。味わって食す。
書き始める前にペンを観察する、
スマホを触る前に目的を確認する。
朝起きた時朝起きられたこと身体が動くことを感じる。
忙しない現代にこそこういった丁寧さがあってもいいではないだろうか。
そうするうちに自分の波動が上がって同じエネルギーを発する人と引き合う。
ワクワクして毎日を味わおう。